つれづれ色々綴るブログ

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図書館という施設

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ここ最近読書づいている。先月は電子と紙のとを合わせて11冊読んだ。ジャンルは様々。みうらじゅんの「マイ仏教」からミヒャエル・エンデの「モモ」そして現代語訳の「方丈記」等。強いて共通してる部分が有るとすれば考え方だろうか。いわゆる自己啓発的なものではなく、人間本来の自然な営みに沿った考え方の本ばかり。我が人生も後半戦に差し掛かり、残された人生の時間をどう過ごすのかについて根本から考えてみくなったのだ。

読む本を選ぶ際に最も重要な点の1つが価格。保有している資産の分量がお金<時間の私にとって、お手軽価格で読める本が存在する電子書籍には人一倍有難みを感じている。
その中でも、「1冊1000円以下から選ぶ」をマイルールとしているが、いくら安いとはいえ10冊を超えるとさすがに懐具合がキツい。
そんな時、ふと都合よく頭に思い浮かぶのが図書館だ。余り本を読まなかった頃には住民票や戸籍謄本等を取得する時以外めったに思い出したりしない、忘却しがちな公共施設なのにね。

先月はそんなことはとっとと棚に上げ、いよいよ10冊目に突入するというところで利用してみることにした。
最近の図書館はネットで蔵書の検索ができる便利なシステムがあるので、さっそく最寄りの図書館で借りられるのかを調べる。が、残念ながら自宅近くの図書館には置いておらず、車で10分ぐらい行った町の図書館に1冊だけ有るのを見つけた!
その時貸出中なのかどうかをきちんと確認しなかったことが後で災いすることになるのだが…

その図書館、場所は知っていたものの中に入るのは初めて、そこまで広くはないけど、何処に何が有るのかがさっぱり分からない。
入口からすぐに「貸出」のビニールカーテンがかかる窓口があり、調べてもらうと、貸出中とのこと。家でちゃんと見てくれば無駄足にならずに済んだのに!と自分を呪いそうだったが図書カードを作れば予約ができるらしい。しかしまた私はうっかりミスをしていたことに気づく。図書カードを作るには身分証が必要だがそれを忘れてきていた。ならば返ってくる日に借り来ようと思い、返却予定日を聞くと7月末予定だと言う。具体的な日にちを尋ねると「個人情報なので言えません」と図書館職員。は!?私は驚いた。
その本を借りた人の名前や住所が個人情報だということは理解できるが、図書館で借りた本の返却日が個人情報?借りたその人の情報何も知らないのにそんなことあるの?
なんだろう、つまりストーカーとかが返却予定日に図書館で一日中待ち伏せたりしないようにだろうか?
ググッてみたけど今ひとつ理由が分からない。
結局本は借りず、その日得た収穫は「図書の返却日は個人情報だ」ということだけだった。

また別の日に自宅近くの図書館で久しぶりに借りたいと思う本がみつかり借りようとした時は、持っている図書カードが10年過ぎていて除籍になっていると言われた。除籍って何!?改めて図書カードを作成…面倒くさい…

そして図書館内の机と椅子のあるコーナーは、連続しての利用は2時間までの制限…(利用者は殆ど居ない)

蔵書検索ができるようになったのは良かったけど、タダってこんなに面倒くさいものなのか。
いや税金を収めているのだから厳密にはタダではないはず!などと普段は気にも止めていない公共施設に、こういう時だけ文句を垂れる小市民がこの私だ。