つれづれ色々綴るブログ

こちらのblogではエッセイを書いています。楽しんで頂けたら幸いです♪

逆さま攻略法


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近ごろ連休が少ないため、生活が堕落している。やりたい事や、やるべき事が1日では終わらないのだ。片付けても次の休みまでにまた散らかり、草を刈ればまた伸びて、同じことの繰り返しになっているという状態。やってもやっても前に進まないのでやる気も続かない。

だからといって、やるべき事をだけをして過ごせば、休日が消耗して終わる。
どうしても、やりたいことから手を付けてしまうのが人間の性だ。
ではどうすれば充実感を得ながらやるべき事を片付けられるのか?

まずは逆算してみた。例えばゴミが貯まってしまう問題だ。そもそも出すのを忘れていたり、収集時間ギリギリになってしまうと諦めて貯めてしまっていた。

では当日忘れないために前日に出せばいいのでは?しかし前日の夕方に筋トレがあるとクタクタでできない。
ならば当日の朝にサッとすぐに捨てられる状態にしておく。そのためには当日の朝にゴミを全て集めるのではなく、毎日少しずつゴミ袋に捨てておく。
もうひとつ問題がある。それはゴミ袋を置いてある物置までに、草が生い茂りそこを乗り越えて捨てに行かなければならず心が折れることだ。
と、なると今度は草取りの問題になってくる。

草取りが進まないのは前述した通り、ちょっと刈っても数日後にはまた伸びるの繰り返し。休日が雨天だったりすると更に荒れていく。ならば休日ではなく仕事の後に少しずつ!これも筋トレの時間と被るのでなかなか難しい。
とりあえず一昨日の休みに物置小屋までのルートは何とか確保するべく頑張った。あとは筋トレが休みの日で、尚且つ雨が降っていない日にちょこちょこやるとする。
連休になったら片方の日の1時間は必ず草刈りに充てるということにして、忘れないためにも予定表を作ってみることにした。
まとめると、

ゴミ捨て忘れる問題は
①毎日少しずつゴミ袋に捨てに行く
②ゴミ捨てのスケジュールをスマホに入れて通知させる

草刈り進まない問題は
①スケジュールを作って、筋トレをしない日で雨天以外の日にちょこちょこと、連休の片方の日に1時間を割り当てる

で、とりあえずでやってみる。ダメだったらまた考える。
ポイントは何が障害になって不可能にしているのかを洗いだすことだ。そして逆算して、それを可能にするために一つ一つ解いていくのがミソだ。

これを読んだ方の中には、なんて時間の無駄なことを!そんなの人を雇って頼めばいいじゃないか!時間単価低っ!て思う方もいるでしょうが、私にはそんなお金は有りません!あしからず。
それにこういう風に攻略法を考えるのも実は楽しくさえ感じ始めているのだ。

ノスタルジックな変態ドラマ

 

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(C)2019「おいしい給食」製作委員会

学校給食という言葉を聞くと、私はいつもある献立てを真っ先に思い出す。

それは「鯨肉のオーロラ和え」だ。
月に一度は必ず登場する人気メニューで、レシピの紹介記事が献立表にのるくらいだった。なにぶん小学生だったので、詳細なレシピについては覚えていないが、おそらく竜田揚げにした鯨肉をトマトソース、またはケチャップで和えたものだと思われる。なんと贅沢な!と思われるかもだが、私が子供の頃の鯨肉は、今ほど高級品ではなかったのだ。
そんな事を思い出させてくれたのは、
昨日BSトゥエルビで放送された「美味しい給食」というドラマの存在だ。

ストーリーは、1980年代の中学校を舞台に「給食マニア」の男性教師とある男子生徒の給食にまつわる闘いを描いた学園グルメコメディだ。(今放送されてるのは昨年の再放送)
ここで言う戦いとは、「どちらがより美味しく給食を食べるか」の戦いである(笑)
市原隼人演じる教師の甘利田は、生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら威厳が失墜するため、心の奥底でで給食を愛するだけ。
いっぽう男子生徒の神野ゴウは給食に愛がある故に変革を求める13歳。

第1話では私の好物だったオーロラ和えの元メニュー、「鯨の竜田揚げ」が登場。
ひと口ひと口を心底堪能する甘利田に対し、ゴウはタルタルソースを用意し、「竜田揚げドック」にカスタマイズして美味しそうにほおばる。甘利田に向けられたドヤ顔。見せつけられた甘利田は敗北感に打ちのめされる。といった感じだ。

言わば、保守派か革新派かというところだろうか(笑)
また「どんなおかずにでも必ず牛乳が付く」とか、牛乳のフタを取るときのよくある失敗で、上紙だけが取れてしまい、薄く残ってしまうパターンなど給食あるあるも出てくる。

甘利田が給食を食べるシーンでは、孤独のグルメよろしく、いや、それ以上に給食を堪能する心の声が、全身から溢れかえっている。その姿は「マニア」というより変態。あれだけ変態になりきれる市原隼人という役者を私は見直した。

恐らく制作者は同年代なのだろう。
10月からはシーズン2が放送される。
どんな懐かしメニューが登場するのか、また2人の対決の行方は?
ノスタルジーと爆笑に思う存分浸れる、週一の楽しみになりそうだ。

秋の楽しみ


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ここ数日、気温は高いが空気が秋のそれに変わったことを肌で感じるようになった。
今日から9月だからなのか、今朝は特に涼しい。先日見たTV番組でも「秋の味覚といえば?」のランキングを紹介してたり、某夢グループ(笑)の冷風機のCMが、翻訳機に変わっていたり、世の中も少しずつ衣替えしているのがわかる。

私にとって秋は、1年の中で最も好きな季節。
暑かったり寒かったりすると冷暖房費がかかるし、第一に健康が損なわれる心配がある。湿度が高いと、くせっ毛人は髪の毛の対応に困る。花粉症は集中力を奪い、医療費がかかる。秋にはそういう面倒が無いので、コスパの面でもとても良い季節なのである。以前は「おしゃれの秋」という楽しみ方もあったのだが、あらたまった外出をそもそもしなくなったし、仕事場には(とんでもなく暑いけど)制服があるので、今は服装への関心が無くなった。

1番楽しみなのが紅葉だ。これは私の中で日本に生まれて良かった!と思うランキングのかなり上位に位置する。
田舎に住んでいると、わざわざ遠出をしなくても、美しい紅葉にわりと出会える。
しかし、わざわざ毎年行ってみたい!と思うところが1箇所だけある。それは秋保の天守閣自然公園だ。昼間もとても美しい庭園だが、夜のライトアップで更に魅力度が増す。
増す。ライトアップは10月下旬から11月の初旬にかけてなのでまだまだ先だが、また出かけるのが楽しみだ。近くに磊々峡もあるので、1日居ても飽きないだろう。

秋の味覚も楽しみの一つ。しかし栗や松茸シャインマスカットなど、何故かお高いものが多い。贅沢品とわかってはいるが、シャインマスカットは大好物なのだ。既に生協の宅配にてひと房購入し、ここ最近少しずつ食べている。口に残らない程の皮の薄さと、種が無いところも魅力だが、なんと言っても、果肉をかじった時に口の中に広がる、みずみずしく強すぎない甘い香りのジュース!シャインマスカットは確実に葡萄の王様だと思う瞬間だ。私の収入ではかなりの贅沢品なので、こういうものは季節に1回か、多くても2回だけど決めている。栗も好きなのだが、モンブランが安くて美味しいケーキ屋さんを知っているので、そこのをシーズン中に1回は食べたいと思っている。

ここまで秋のいい所を書き連ねてきたが、いい時というものは長くは続かないのが世の常。特に私の住む東北は秋がとても短く、あっという間に冬が来る。しかも長い。
今年こそはなるべく暖房費がかからない生活スタイルをみつけて、その季節季節の「花鳥風月」を心底楽しめるようになりたい。

社会派ドラマになった「赤毛のアン」


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少女時代にものすごく影響を受けた物語がある。それは「赤毛のアン」だ。
子供の頃の日曜夜7時30分と言えば、「カルピス世界名作劇場」だった。私はそこで放送された「赤毛のアン」にどハマりした。
アンの頭の中(想像の世界)やアボンリーを、日アニが素晴らしいアニメーション力で表現してくれたことが最大の理由に他ならない。あの番組を見ていなかったらそこまでハマることは無かっただろう。

つまり、子供の私はストーリー<ディールに惹かれたわけだ。日アニが描いたプリンスエドワード島の美しい風景の数々、そしてグリーンゲイブルズにめちゃくちゃ憧れた!孤児で10歳まで酷い扱いを受けてきたアンの生い立ちのことなどすっ飛ぶくらい、グリーンゲイブルズで暮らせる、アンの人生が羨ましいとすら思えた。

そしてアンがカスバート家の家族になったのと同じくらいの年齢で、原作本を読んだ。アニメでは描ききれなかったストーリーをここで味わい、キャラクターも含めて、更に赤毛のアンが好きになった。
以来、アニメの再放送がある時は見逃さなかったし、映画やドラマになったものも全て見尽くしてきた。

そして去年、BSプレミアムの深夜に「アンという名の少女」というTVドラマの放映が始まったことを知った。
制作はCBC(カナダ放送協会)なのだが、
原作をオマージュしながらも、大人向けのリアリティのあるストーリーだ。
原作には無い、マシューと、マリラの若かりし頃の恋の思い出や、カスバート家の家計が傾くと、アンは質屋に行き、あることないことストーリーを付けて、集めた品々をお金に替えるというシーンがあったり、生々しいエピソードも多々描かれている。また、アンは男の子と間違われてグリーンゲイブルズに来た経緯があり、要らなくなったら孤児院に返されるのでは無いか?という恐怖から、農作業の手伝いに雇われたジェリーに辛く当たるところも出てくる。私はこれはこれで、キャラクターの輪郭や心情が分かりやすく伝わり、見応えのある作品だなと思った。
更に子供時代には気づけなかった、アンが孤児として過ごした劣悪な環境、虐待やいじめ等のトラウマ、それに屈せず素直で愛情深い少女に育った心の強さに感心した。そのような過酷な幼少期を経た故に、凡庸なアボンリーの人々になかなか馴染めず、浮いてしまう悲しさに胸を締め付けられた。

特筆するところはマリラの母性の描き方だ。原作や、アニメよりもアンを愛する気持ちがふんだんに描かれている。
マリラもマシューもアンの不憫だった子供時代を理解し、丸ごと受け入れてくれている感じが私は好きだ。

が、原作ファンの人の中には「原作への冒涜」だとか、原作者のモンゴメリーがこれを見たら悲しむ等々…酷評している人もいる。色んな見方が有るだろうし、好き嫌いはあって当然だが、余りにも「原作と同じ」を期待していた人が多いことに、正直驚いている。(中には罵倒するような感想まで!)

私が思うに、このドラマはスピンオフを兼ねた、「社会派赤毛のアン」なのではないだろうか?
単にカナダの美しい島で育った少女のお話しではなく、血縁では無い家族や、友達、村人との絆を築き、たくましく生きた女性でもあったことを描きたかったのではと想像する。

実は今、去年放送されたシーズン1の再放送が始まっており、その後の9月半ばからシーズン2が放送される。更にストーリーは原作から離れていくのだそうだが、私は楽しみだ。
また、ドラマで描かれたキャラクターを思い浮かべながら原作をもう一度読み直してみるのも一興と思う。
1年のうちで最も好きな季節に、また1つ楽しみが増えた幸せを噛み締めている。

受け継がれる想い

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ISLAND TVより出典





ジャニヲタから足を洗って、かれこれ4年になる。足を洗ったとは言っても、ヲタ活をやめただけで、TV番組で彼らの活躍を見ることはある。決して嫌いになった訳では無い。

このことを言うと必ず聞かれるのが「誰担当でした?」なので先に語っておく。
最初は王道の「嵐」。大野さんのダンスに魅せられた。次に「関ジャニ∞」。丸ちゃん(何と偶然にも大野さんと誕生日が同じ!)の可愛さに癒される。その後は、青山劇場で毎年行われていた「PLAYZONE」という舞台にハマり、その舞台に出ていたファンサの神様こと、ジュニアの松本幸大くん。PLAYZONEカンパニーはみんなダンスが上手かった♪そんな幸大くんといつも一緒に出演していた、ふぉ〜ゆ〜というユニットが、KinKiKidsのコンサートでバックを務めていた流れで、最後は「KinKiKids」。剛くんの歌声に惚れた。
その他にも色んなグループのコンサートや舞台にもちょこちょこ出かけていたが、共通していたのは、みんなひたむきで可愛いところだ。それは今も変わっていないだろう。

では、なぜ足を洗ったかと言うと、単純に消耗したからだ。チケットの申し込みのために、振込をしたり、どの日時のチケットが当たったのかを電話で確認したり、(今はどういうシステムになったかは知らないです)良い席を確保するために、仲間と手分けして申し込み、ダブったらお譲り先を探したり…
今考えるとよくやったなと思う。ほんの数年前までやっていたことだが、既にそんな体力がなくなっていることに気づく。

現場からは退いたが、ある番組だけは、夕食作りの合間に、毎週のように見ている。
それが少クラこと、「ザ少年クラブ」だ。
昔はデビュー前のジュニアが中心の番組だったが、今はデビュー1年目ぐらいまでのグループも出演している。その中でも私がプレミアム放送回だと思っているのが「In大阪」。関西ジャニーズJrの少クラだ。

「関西」の冠がついてしまっている彼らは、そんなプレッシャーにも負けず、ホントに芸達者で面白い!そこまで頑張らなくても…と思ってしまうくらい、ネタやギャグを常に仕込んでいる。しかも一昔前のような、「爪痕残したるで〜!」というグイグイ感は影を潜めとてもスマート。
その裏側には「先輩ジャニーズのプロデュース」という仕掛けがあった。

実は私が昔追いかけていた「関ジャニ∞」の横山くんが「Aぇ!group」というユニットのプロデュースを、大倉くんは「なにわ男子」のプロデュースを手がけていた。「関西ジャニーズJr.のメンバーたちの関西での仕事の活性化を目指し、新ユニットを立ち上げて後押ししていきたい」という想いから始まったらしい。ちょうど老舗うなぎ店の秘伝のタレが継ぎ足しされながら受け継がれていくように、関西ジュニアの中に良い循環ができつつあるようだ。

特に前述のAぇ!groupは、歌・踊り・演奏・トーク、全てに渡ってスキルが高い。中でも正門良規くんの歌は、独特の世界観を作り上げていて、もっと聞きたいと思わせてくれる。これぞ歌唱力!と私はすっかり谷町気分である。(ギターの腕前も相当らしい)

なのにだ。昔よりはだいぶマシにはなったが、関西ジャニーズJrの活躍の場所は限られている。In大阪の放送は東京のそれに比べてとても少ない。横山くんの後押しを力に、そんな彼らにもっともっと陽のあたる場所が与えられることを、お茶の間から願っている。


↓Aぇ!groupのバンド演奏の様子が見れます

youtu.be

 

教養の意味


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先月は読みたい本にたくさん出会ったおかげで10冊以上にお金を費やした。
これまでは本を読んでもせいぜい月に1、2冊程度。そんな私が急になぜ「即席読書家」になったかというと、「いっぺんお金も時間も気にせず、本をのべつまくなく読んでみたい!」という願望が有り、それを叶えてみたのだ。
実際にはお金をとても気にしながら、電子書籍等を駆使したりしたのだけど。
今月はといえば、図書館で借りた3冊目とと、電子書籍の4冊目を同時進行で読んでいる。
どちらもエッセイで、電子書籍で読んでいる方は、元NHKアナウンサーの下重暁子さんの本。彼女を知ったのは、養老孟司先生の講演会の動画がきっかけだった。
率直な物言いとユーモアのセンス、元アナウンサーらしく、とてもお話が分かりやすいところも好感が持てた。
動画の概要欄に書籍のリンクが載っていたので、さっそく見てみると「自律と自立」を兼ね備えた、彼女の生き様を表すような本の数々が現れた。
その中から私は「自分勝手で生きなさい」を選んだ。
電子書籍版が有ったことも理由の一つだが、低評価レビューの1つが気になったからだ。
その方はこう綴っていた。

「途中まで楽しく読んでいたのですが 「お金より 教養」と書いてある部分を読んで 「お金がない とその教養も身につけられないのでは?」 少し疑問を覚えました(途中省略)
もしお金がなくても教養があるからそれはそれで生きていけるということなのでしょうがその 教養も教育費等のお金で手に入れるものですし…云々」

凄く引っかかった。
教養って何だっけ?知識はお金があると有利に身につけられるけど、教養もそうだっけ?
疑問をそのままにしておけない性分なので、さっそく調べてみた。

「「教養」 がある人というと、 知識が多い人のことをイメージするかもしれませんが、実は違います。

「教養」は、多くの知識を持つことで得る ことができる、 心の豊かさのこと。

理解力や判断力などの様々な人間的能力が 高いこと、 その上で人間性が優れていると いうことです。」

と出てきた。私もこれなら納得できる。「人間的能力」は、お金が無い人でも、持っている人は持っているのではないだろうか?
それに、教養がお金で手に入るのなら苦労はしない。皆さんもご存知のことでしょうが、お金持ちが全員教養人とは限らない。
(例えばお金配りをしている某アパレル販売サイトの社長さん等…)

レビューのおかげで、天邪鬼な私はますますこの本を読んでみたくなったのだ。
はっ!まさか出版社の仕込みだったりして!?
またしても、よく考えもせず好奇心で飛びこんでしまうという、自分の教養の無さを痛感する羽目になった。

言い換えの報酬


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現在の私の仕事はスマホ教室の講師だ。
でもメインは「教えること」ではなく、受講者数を伸ばすこと。教えるのはあくまでも付加サービス。と気づいたのは実は最近のことだ。
詳細については別の記事で書いたので省くが、代理店というのは、どの業種でもある一定のノルマをクリアしないと元請けからお金が貰えない。そのノルマの1つが受講者数を伸ばすことなのだ。

しかし当の受講者(お客さん)は教えて貰いたくて来ているのだから、要望にはちゃんと応えなければならない。そこで立ちはだかるのが「IT用語」だ。
これをシニアに分かりやすく説明しないと、はなから頭が拒絶してしまい「さっぱり分からない」になってしまう。「何度受けても無料ですよ♪」を謳い文句に勧誘するが、プライドが高い人だと何度も聞くのは恥、と気後れして、来なくなってしまう。それでは本末転倒だ。

考えた末、主に使う用語の言い換えを、ネット検索してみた。キーワードは「○○ 言い換え 簡単に」だ。
例えばOSは「 OSとはオペレーティング・システム(Operating System)の略で、パソコンを操作したり、アプリを使ったりするための土台となるソフトウェアで、基本ソフトウェアと呼ばれることもあります。」と出てきた。これでもまだ難しい。

私はこれを更に「OSとはアプリという道具を使うための作業机」と変換した。
「インストール」は「アプリをスマホに入れて、設定して使えるようにすること」。これをシニアにも身近な、テレビに例えてみようと思う。何故なら、テレビは買ってきたらチャンネルの「設定」が必要だからだ。
しかし、このような用語の説明をすると、真面目なシニアはその「用語自体」を覚えようとして、肝心なところが頭に入らなくなる。
必ず「用語自体は覚えなくていいですよ」を付け加える必要もある。

おかげで極々たま〜に、わかり易かったと言ってもらえたり、自分自身も今まで何となく使っていた用語の理解が深まった。
また、他社回線の様々なスマホに触れたおかげで、端末についての知識も増え、お客さんとコミュニケーションをとること自体も楽しくなった。
仕事は遊びのように取り組むと、「何らかの報酬」を得られる。
私が今の職場でやりたかったことは、確かこういうことだったと思う…

しかし相変わらず受講の予約を取ることは苦手で伸びていない。クビになる日もそう遠くはないだろう。