つれづれ色々綴るブログ

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体の痛みか心の痛みか

 

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きじまクリニックWEBサイトより



昨日は1年ぶりの乳腺の検診だった。
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代の頃から乳腺症があり、ガンができた場合みつけにくにということで、若い頃は半年に1回、40代半ばからは年1回の頻度で診てもらっている。初めて胸のしこりに気づいた時は大きな病院で検査を受けたが、引越しや仕事が変わるタイミングで数か所渡り歩き、今の病院は3カ所目。5年前ぐらいからのお付き合いだ。先生は感じが良い人で、いつも細かく丁寧に説明してくれる。
場所は仙台市中心部の瀟洒なビルの一室で、待合室がまるでホテルのラウンジやエステサロンような落ちついた雰囲気。初めて受診したときの印象は「ここってホントに病院?」だった。

クリニックに到着し、コーヒーカップのように周囲をぐるっと囲んだデザインの白い椅子に腰掛けると、汗が引く間もなく名前を呼ばれた。
一昨年と去年はエコーのみの検診だったので覚悟はしていたが、今年はやはりマンモグラフィーから。
肩を落としながらとぼとぼと検査着に着替える部屋へ。ここの検査技師さんは女性なので、抵抗感は少ないけど、毎回叫んでしまうくらいとても痛いのだ。「もう1歩私の方に来て下さい」とか「顔をあげられますか?」と言葉の端々から気遣いは感じるのだが

果たして検査が始まると「あれ?思ったより痛くない!」
あまりの痛さに耐えかねた人からの苦情が相次ぎ、少し挟む強さを弱めたのか?いやいやそれじゃ検査にならないと首を振る。となると変わったのは私の方?その後先生からマンモグラフィーの画像を見ながら異常がない説明を受け、エコー検査も受診。正味30分足らずで病院を後にした。

実は近ごろ筋トレの成果で、胸の上部に大胸筋がついてきてるのが見てわかるようになった。だからといってカッコイイ体型になったわけではない。筋トレでボディメイクが叶うのは若いうちだけ。バストは下がったままこれは想像だけど、今回あまり痛みを感じなかったのは乳腺の老化だろう。張りがなくなったのも頷ける。
しかし何とバランスの悪い不細工な体型になったものか
いや、年齢的にそんなことを嘆いてる場合か?今年も異常が無かったし、痛い検査が1つ減ったのだから喜ばないと罰当たり!と、帰りの電車で必死に自分に言い聞かせた。