つれづれ色々綴るブログ

こちらのblogではエッセイを書いています。楽しんで頂けたら幸いです♪

楽しいドライブとハイコストな陶芸体験記

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墓参りを予定通りに終わらせ、いざ加美町へ!北山から264号線のトンネルを潜り、宮城学院を右に見ながら泉区の住宅街を通り抜ける。左手にタワマンと見間違えそうなエバーグリーン松田病院。その向こうにロイヤルパークホテルと泉パークタウンのアウトレットモールがある。さらに道路を挟んだお向かいには乗馬クラブにゴルフ場と、この辺りはバブル期を彷彿とさせる雰囲気のエリアだ。そこを過ぎれば仙台市の最北端、県立図書館と、泉区内に住まないと通うのがしんどそうな宮城大学がある。     

ここからは県内屈指の工業地帯がある大和町大衡村色麻町加美町という道のりだ。その中でも色麻町から加美町へ向かう156号線の景色は私の大のお気に入り♪「純・田園風景」というか、ここだけ時空の流れがとてもゆっくりに感じる。10km手前に自衛隊駐屯地があるだなんで信じられないくらい静かでのどかな田園風景を堪能できる。さらに今回は加美町に入る交差点手前の田んぼに、稲藁を棒がけして干しているのを発見!今どき珍しい光景(ビニールでラッピングする方法が今は大半)に思わず車を停めてスマホに画像を収める。交差点を左折し最初の訪問先「ふるさと陶芸館」に向けて262号線をひた走る。陶芸館では人生初の陶芸にチャレンジをするのだ!

陶芸館には定刻通り、教室の開始時間10分前に到着。山の中の静かなところだ。正面の大きな建物が「切込み焼き」の展示が見られる記念館。右隣が陶芸教室の建物のようだ。記念館のWEBサイトによると陶芸体験を受けるには、当日の30分前からの申し込みとあった。実は前々日に陶芸教室について問い合わせの電話をしていたのだが、その時に当日よりも事前予約を強く勧められた。余程好評で混み合うのだろうと思いきや、駐車場には私の軽自動車以外1台も居ない!聞こえるのは川のせせらぎと鳥の鳴き声のみ…一抹の不安を感じつつも、まずは受付のために記念館へ。陶芸教室で作ったものは、後日釜で焼かれるので、直接取りに来るか送って貰うかのどちらかを選べるが、私は迷わず送ってもらう方を選んだ。その場合別途送料がかかることは承知していたが、1000円弱もかかると知り、受講料と併せると約2500円の作品となることが判明した...それでも体験にお金を払うんだ!と必死に自分に言い聞かせ、別棟の教室の建物内で開始時間までじっと待つ。                                   開始時間の10時半になると、白髪の先生と思しき年配の男性が中から鍵を開け、電気を点けて迎え入れてくれた。どうやら本当に今日の生徒は私一人だけのようだ。始めに何を作りたいのかを聞かれ、私は魚の切り身を載せるのにちょうどいい皿を作りたいと伝えた。希望のデザインについても色々聞かれたが、旅の準備に忙しく考える暇もなかったので、とりあえず縁のついた角の丸い長方形の皿を作ることにした。作り方は至ってシンプル。粘土を手で叩いて伸ばし、ふちにする周りをヘラで少し持ち上げ、最後に水をつけながら表面をならす。以上!(笑)時間しにして30分・・・で終わった。問い合せた時に聞いていた所要時間は、たしか1時間半から2時間だったが?                              よくよく教室内を見まわすと、以前来られた方が作った素焼き前の作品や、販売用に作られた作品などが多数並べられている。それらを見ると表にヘラで模様を付けていたり、葉っぱの形を模したデザインのものなどもあった。その時初めて伝えられた所要時間の意味を悟った。さらに先生曰く、「作りたい形やデザインを決めてから来られる方がいいんですよ」なら電話で一言そう伝えて欲しかった...トホホ…

時間単価を考えると自分を殴りたくなるのでやめておくが、色んな意味でとても貴重な体験になった。それに切込み焼き記念館の展示物をゆっくり眺めることもできた。     さて、次は昼ごはん♪ジンギスカンにしようか岩魚の塩焼きと蕎麦にしようか、さっきまでの失敗はきれいさっぱり忘れ、道すがら見つけた馬をホクホクとスマホに収めたりしながらのんきな旅はつづく。

 

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↑ 陶芸記念館らしく入口ドアーの取っ手も陶器でした。

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↑ お馬さんの写真を撮っていたら視線を感じたので振り返ったら、睨みをきかせたお巡りさんが(笑)